b型肝炎 ブレイクスルー

b型肝炎 ブレイクスルー、エンテカビル投与中にブレークスルーをきたしたB型慢性肝炎の1例 (臨牀消化器内科 32巻10号)

はじめに B 型慢性肝炎の治療において,核酸アナログ〔nucleos(t)ide analog;NA〕は重要な役割をもっており,ガイドライン参考URL 1)においても,インターフェロンと並んで主要な治療手段に挙げられている.現在,初回の導入に使用されるNA は,おもにエンテカビル(ETV)とテノホビル(TDF)の2 剤であり,これらは以前使われたラミブジン(LAM)と比べて,ウイルスが耐性変異を獲。

わが国の肝硬変、肝がんなど、成人病死因の上位を占める肝臓病の原因であり、先進国の中でも突出して感染者の多いC型肝炎ですが、最近、治療法に大きな進歩がみられています。C型肝炎の抗ウイルス療法は1990年以来、インターフェロン(IFN)が主体で行われ、一時は副作用で悩まされましたが、10年程前からは週一回の注射で良いペグIFNの登場で副作用も軽減し、経口剤の併用で約50%のウイルス排除と治療効果も格段。

visual core pharma 薬物治療学 改訂5版204 ①ラミブジン(ゼフィックスR)【薬理】当初は抗HIV薬として開発された薬剤だが,HBVに対しても有効性を示すヌクレオシド誘導体である.リン酸化によりdCTP類似体となり,HBV複製時におけるdCTPの取り込みを阻害する.さらにDNA鎖に取り込まれた際,その伸長反応を停止させることでDNA合成を阻害する(図5).主に,B型肝炎,B型肝。

・肝代償不全の臨床的徴候/症状が認められる又は既往がある被験者。肝代償不全の臨床的徴候/症状としては,門脈亢進症,腹水,肝性脳症,食道静脈瘤などが挙げられるが,これらに限定されるわけではない ・HBV 以外の病因による肝疾患を有する被験者 ・HCCの徴候が認められた被験者 ・スクリーニング時にプロトコールに定義されているような重大な検査値異常が認められた被験者 ・スクリーニング前5年以内に悪性腫瘍。

新たに感染した成人健常者の大半は、問題なく回復します。ただし、乳児や幼児はウイルスをうまく取り除くことができません。乳児-90%が慢性B型肝炎にかかり、ウイルスを取り除けるのはわずか10%です。B型肝炎への感染は、ウイルスにさらされてから最初の6ヶ月間は「急性」とみなされます。これは、B型肝炎に感染してから回復するまでにかかる期間の平均です。6ヶ月経過しても慢性B型肝炎ウイルス(HBsAg+)検査。

熊田 本日は,ウイルス性肝炎治療の分野でリーダーシップをとっていただかなければならない先生方 3 人にお集まりいただきました。 2000 年以降,B 型肝炎,C 型肝炎において,毎年のように新しい薬剤が認可されており,現状では治療法の確立が議論になっています。 本日は,ウイルス性慢性肝炎の治療成績と,これから上市される薬剤もありますので,今後を展望していただきたいと思います。 田中榮司先生,B 型。

肝臓班では諸先輩方の努力により伝統的に多くの自己免疫性肝炎 (AIH) と原発性胆汁性胆管炎 (PBC) の患者さんを診療し、その豊富な経験をもとに早期診断かつ適切な治療を行っています。 また近年、C型肝炎ウイルス感染に伴うC型慢性肝炎や肝硬変に対しては、インターフェロンを使用しないインターフェロンフリー直接型抗ウイルス薬 (direct acting antivirals; DAA) による内服。

供血者の B 型肝炎ウイルス(HBV)は,B 型肝炎表面抗原(HBsAg)と抗 B 型肝炎コア抗原抗体(抗 HBc)のスクリーニングにより検出される.しかし現在では,セロコンバージョン前のウィンドウ期に HBV DNA 陽性の供血者を同定することはできない.現在使用されているヒト免疫不全ウイルス(HIV)RNA,C 型肝炎ウイルス(HCV)RNA,HBV DNA を同時三重測定する核酸検査によって。

エンテカビル投与中にブレークスルーをきたしたB型慢性肝炎の1例 (臨牀消化器内科 32巻10号)

はじめに B 型慢性肝炎の治療において,核酸アナログ〔nucleos(t)ide analog;NA〕は重要な役割をもっており,ガイドライン参考URL 1)においても,インターフェロンと並んで主要な治療手段に挙げられている.現在,初回の導入に使用されるNA は,おもにエンテカビル(ETV)とテノホビル(TDF)の2 剤であり,これらは以前使われたラミブジン(LAM)と比べて,ウイルスが耐性変異を獲得する率が大幅に低下している.しかし,一度耐性変異が出現すると,他の薬剤の併用や薬剤変更が必要になる場合がある.われわれはETV を導入した患者において,耐性変異獲得によるブレークスルー肝炎をきたした症例を経験した.……

大きく進歩するC型肝炎の最新治療 診療科案内

わが国の肝硬変、肝がんなど、成人病死因の上位を占める肝臓病の原因であり、先進国の中でも突出して感染者の多いC型肝炎ですが、最近、治療法に大きな進歩がみられています。C型肝炎の抗ウイルス療法は1990年以来、インターフェロン(IFN)が主体で行われ、一時は副作用で悩まされましたが、10年程前からは週一回の注射で良いペグIFNの登場で副作用も軽減し、経口剤の併用で約50%のウイルス排除と治療効果も格段と良くなりました。さらに3年前からは直接ウイルスに作用する経口薬が開発され、IFN併用で70%以上まで治癒率が上がるようになりました。このように経口薬の開発、進歩には目覚ましいものがありますが、昨年、遂に経口薬2剤の組み合わせで、90%近くのウイルス排除を達成する薬剤が発売されました。これまで長年にわたり抗ウイルス療法の中心はIFNでしたが、経口薬のみで治る時代に入ったのです。また、今年も新しい経……

visual core pharma 薬物治療学 改訂5版 page 12/26

visual core pharma 薬物治療学 改訂5版204 ①ラミブジン(ゼフィックスR)【薬理】当初は抗HIV薬として開発された薬剤だが,HBVに対しても有効性を示すヌクレオシド誘導体である.リン酸化によりdCTP類似体となり,HBV複製時におけるdCTPの取り込みを阻害する.さらにDNA鎖に取り込まれた際,その伸長反応を停止させることでDNA合成を阻害する(図5).主に,B型肝炎,B型肝硬変に使用される(HBV-DNAのポリメラーゼの阻害).【薬学管理】主な副作用は頭痛,倦けん怠たい感かんである.本剤の長期投与時に高率で耐性株が出現することが知られる.耐性ウイルスは投与期間に比例して出現率が増加し,5年投与例では半数以上が薬剤耐性となる.耐性株出現に起因してウイルスブレイクスルー(VBT) による急性増悪を生じることがあるため,本剤を中止せずにアデホビル ピボキシルを併用する. ……

臨床試験情報詳細画面 一般財団法人日本医薬情報センター

・肝代償不全の臨床的徴候/症状が認められる又は既往がある被験者。肝代償不全の臨床的徴候/症状としては,門脈亢進症,腹水,肝性脳症,食道静脈瘤などが挙げられるが,これらに限定されるわけではない ・HBV 以外の病因による肝疾患を有する被験者 ・HCCの徴候が認められた被験者 ・スクリーニング時にプロトコールに定義されているような重大な検査値異常が認められた被験者 ・スクリーニング前5年以内に悪性腫瘍の既往がある被験者 ・スクリーニング時の12 誘導心電図で,洞調律異常又はその他の異常が認められる被験者 ・心不整脈が認められる又は既往がある,若しくは重大又は不安定な心疾患が認められる又は既往がある被験者 ・治験責任(分担)医師及び/又は治験依頼者の意見として,治験参加が被験者の最大の利益とならない場合 ・臨床的に重要な皮膚疾患や薬疹が認められるかその既往を有する被験者 ・JNJ-3989 及び……

» Hepatitis B

新たに感染した成人健常者の大半は、問題なく回復します。ただし、乳児や幼児はウイルスをうまく取り除くことができません。乳児-90%が慢性B型肝炎にかかり、ウイルスを取り除けるのはわずか10%です。B型肝炎への感染は、ウイルスにさらされてから最初の6ヶ月間は「急性」とみなされます。これは、B型肝炎に感染してから回復するまでにかかる期間の平均です。6ヶ月経過しても慢性B型肝炎ウイルス(HBsAg+)検査が陽性の場合、生涯続く「慢性」B型肝炎にかかっているとみなされます。 B型肝炎は全く症状が見られないことが多いため、「症状のない感染」と呼ばれています。大半の感染者は健康だと思っており、自分が感染していることを知りません。そのため、知らないうちにウイルスを他人に拡散してしまっています。ウイルスに感染した人には、熱、疲労感、関節や筋肉の痛み、食欲減退などインフルエンザに似た軽度の症状が現れることがあ……

■ライフサイエンス出版■治療学・座談会

熊田 本日は,ウイルス性肝炎治療の分野でリーダーシップをとっていただかなければならない先生方 3 人にお集まりいただきました。 2000 年以降,B 型肝炎,C 型肝炎において,毎年のように新しい薬剤が認可されており,現状では治療法の確立が議論になっています。 本日は,ウイルス性慢性肝炎の治療成績と,これから上市される薬剤もありますので,今後を展望していただきたいと思います。 田中榮司先生,B 型肝炎に対するインターフェロン(IFN)療法の成績はどのようになっているかを,お話ししていただけますか。田中 1986 年に B 型肝炎の IFN 治療が開始されてしばらくは, 4 週間投与が IFN の標準的な使用法でした。主な対象は e 抗原陽性の活動性肝炎症例でしたが,自然に e 抗原が消失するのが約 10%に対し, この IFN 治療で e 抗原が消失するのが約 20%であり,e 抗原消失を……

肝臓班 東京慈恵会医科大学 内科学講座

肝臓班では諸先輩方の努力により伝統的に多くの自己免疫性肝炎 (AIH) と原発性胆汁性胆管炎 (PBC) の患者さんを診療し、その豊富な経験をもとに早期診断かつ適切な治療を行っています。 また近年、C型肝炎ウイルス感染に伴うC型慢性肝炎や肝硬変に対しては、インターフェロンを使用しないインターフェロンフリー直接型抗ウイルス薬 (direct acting antivirals; DAA) による内服治療を積極的に導入し、インターフェロン時代には考えられなかった高い治癒率を挙げています。またB型肝炎ウイルス感染に伴う慢性B型肝炎や肝硬変に対しても核酸アナログ製剤やインターフェロンによる抗ウイルス療法により積極的に肝炎活動性の制御に努めています。これらの抗ウイルス治療を行うことで、最終目標である肝線維化進展による肝不全の回避や肝癌発生の抑止につなげることを目指します。 これまで、わが国の肝疾患は……

供血者の B 型肝炎ウイルス感染を検出するための核酸検査 日本語アブストラクト The New England Journal of

供血者の B 型肝炎ウイルス(HBV)は,B 型肝炎表面抗原(HBsAg)と抗 B 型肝炎コア抗原抗体(抗 HBc)のスクリーニングにより検出される.しかし現在では,セロコンバージョン前のウィンドウ期に HBV DNA 陽性の供血者を同定することはできない.現在使用されているヒト免疫不全ウイルス(HIV)RNA,C 型肝炎ウイルス(HCV)RNA,HBV DNA を同時三重測定する核酸検査によって,安全性が高まる可能性がある.約 370 万例の供血について核酸検査を行い,HBV DNA 陽性で HBsAg 陰性,抗 HBc 陰性であったものを精査した.HBV DNA のみが含まれていることが確認されたサンプルの血清学的特徴,生化学的特徴,分子的特徴を明らかにし,追跡調査で採取したサンプルと感染供血者の性的パートナーから採取したサンプルについて同様の分析を行った.HIV と HCV の血清は……

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