赤ちゃん&子育てインフォ インターネット相談室

2021-02-23 11:16:22

3歳の子です。半年ほど前に手足の甲を中心に小さい発疹が出て、2週間ほどで消失しました。その際、皮膚科の医師にジアノッティ症候群ではないかと言われたのですが、最近、保育園でB型肝炎が集団感染することもあると知り、関連があるのではと心配になりました。発疹が出たときはとくに病院で血液検査などを受けませんでしたが、ジアノッティ病に伴う発疹だったらと心配になりました。いまからでも血液検査をして確認すべきでしょうか?また、保育園での集団発生などの可能性があるならB型肝炎のワクチンをしたほうがよいでしょうか。

 まず、ジアノッティ病とジアノッティ症候群について説明しましょう。

 ジアノッティ病とはB型肝炎ウイルス(HBV)への感染によって手足や顔に赤い小さな膨らみのある発疹(これを丘疹といいます)が出る病気で、主に乳幼児に発症します。同様の丘疹はHBV以外にEBウイルス、サイトメガロウイルス、コクサッキーウイルス、マイコプラズマなどさまざまなウイルス感染でも起こることから、こうしたウイルス感染に伴う発疹を「ジアノッティ症候群」と呼んでいます。

 いずれの場合も、発疹が治まれば病気は治癒したと考えられます。

 次に、ウイルス感染によって起こる肝炎(ウイルス性肝炎)について述べますと、これには大きく分けて2つのタイプがあります。ひとつは水や食べ物などによる経口感染で広がる以前は「流行性肝炎」と呼ばれていた疾患で、代表的なものがA型肝炎です。もうひとつは血液など体液を介して感染する「血清肝炎」で、主なものがB型肝炎とC型肝炎です。

 B型とC型では、ウイルスをもっているが症状がない「キャリア」と呼ばれる人がいます。本来、私たちのからだはウイルスや細菌などの異物(これを抗原といいます)が侵入すると免疫システムが「抗体」をつくって排除するのですが、たとえば免疫力が未熟な小さな赤ちゃんがB型肝炎ウイルス(HBs抗原)に感染すると、対抗する抗体(HBs抗体)をつくることができず、体内にウイルスが住みついてしまいます。これが「キャリア」ですが、症状がないことが多く、検査でHBs抗原の有無を調べないと本人も感染に気づきません。C型肝炎は乳幼児でなくても「キャリア」や「持続感染」になります。

 また、B型肝炎ウイルスは感染力が強く血液だけでなく唾液や尿などにも混じって排出されるため、傷口や粘膜から感染することがあります。それで保育所などで集団感染する可能性があるのです。

 さて、ご相談の場合ですが、半年前に丘疹が出て皮膚科の医師にジアノッティ症候群ではないかと言われたとのこと。HBVとの関連を心配しておられますが、丘疹などが出て治癒したということは免疫システムが働いてウイルスと闘ったということ。たとえジアノッティ病だったとしても、すでにHBs抗体ができている可能性があるのではないかと考えます。しかし、慢性肝炎やキャリアに移行する可能性もゼロではないので、血液検査でHBs抗原とHBs抗体の有無を調べておくといいでしょう。

 万一、HBs抗原が検出されれば経過観察の必要があります。しかし、HBs抗体があればウイルスに感染した後に免疫ができたということで、今後HBVに再度感染することはまずないので予防接種を受ける必要はありません。

 抗原も抗体も検出されなければHBVの感染ではなかったということ。いまの日本の医療環境や衛生状態でHBVに感染する機会はめったにないのですが、今後はさらに海外との交流が活発になるでしょう。この予防接種は海外では広く子どもにも行われており、深刻な副作用の報告もありません。機会があれば、ぜひ接種することをお勧めします。

肝疾患の三大症状と「かゆみ」の最新治療 健康・医療トピックス オムロン

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、炎症や障害が起こっても自覚症状はほとんどないといわれてきました。しかし、実際には自覚症状があることが明らかになっています。近年、C型肝炎ウイルスによる慢性肝炎の治療が飛躍的に進歩し、インターフェロン製剤による治療を併用しなくても、飲み薬だけでウイルスが排除できるようになってきました。C型肝炎が治る病気になったことによって、治療前と治療後の自覚症状を比較すると新たな事実が明らかになったのです。

肝疾患の専門家で、治療薬の研究開発に携わってきた虎の門病院の熊田博光分院長は、「C型肝炎はこれまで治らない難病でしたが、2014年にダクラタスビルとアスナプ……

ジアノッテイ病 皮膚科全般

ウイルス性発疹症の一種でHBウイルス(B型肝炎ウイルス)の初期感染で、四肢(肘、膝、手背が多い)、臀部、顔に赤色ブツブツが左右対称性にかゆみも少ない皮疹が出ることが多い傾向があります。軽度の表在性リンパ節腫脹を伴い、食欲不振や軽度の感冒症状を伴う。皮疹出現後1~2週間で肝臓が腫脹し、急性肝炎の像をみます。

安静と急性B型肝炎の治療。

ジアノッテイ症候群、HBウイルス以外のウイルスでおこり(EBウイルス、サイトメガロ、コクサッキーA16など)ジアノッテイ病類似の皮膚症状が出来ます。ジアノッテイ症候群が症状が軽いことが多い。ジアノッテイ病との鑑別が重要。

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アレルギーや基礎疾患を持つ人への接種 B型肝炎ワクチン 大阪市北区

予防接種液の成分によってアナフィラキシーを起こしたことが明らかな人は「接種不適当」に該当しますが、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹など、アレルギー体質があるだけの場合は接種可能です。

2.重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人

3.B型肝炎ワクチンの成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな人

4.その他、予防接種を行うことが不適当な状態にある人

ワクチンを接種してはならないと定められているのは①~④に該当する人ですが、③以外はその状態が解消した後の接種を考慮します。

なお、B型肝炎……

幼児にウイルス性の発疹―ジアノッティ症候群ワクチン接種きっかけに発症も 医療ニュース トピックス 時事メディカル

 ジアノッティ症候群は、ウイルス感染で発疹が出る病気だ。B型肝炎ウイルスを原因とするジアノッティ病という病気が先に報告されたが、その後、他のウイルスでも同じような症状が起こることが分かり、現在ではそれらをまとめてジアノッティ症候群と呼んでいる。横田小児科医院(神奈川県小田原市)の横田俊一郎院長は「ジアノッティ症候群は自然に治る病気なので、あまり心配は要りません」と語る。

ブツブツとした米粒大の赤い発疹が特徴的

 ジアノッティ症候群は5歳くらいまでの幼児に多く、ブツブツとした米粒大の赤い発疹が、手足の末端や関節の外側、臀部(でんぶ)、頬などに左右対称に表れるのが特徴……

肝臓病について~肝炎・肝硬変・肝がんなどの症状やセルフチェック法を解説~ │

投稿者:肝臓内科医員 久保田 翼、肝臓内科医長 今村 潤、肝臓内科部長 木村 公則

肝臓は沈黙の臓器と言われてきました。その理由は、肝臓の病気はある程度進行しないと症状が出現しないことが多いからです。このため、肝臓の病気が見つかったときにはすでに病状がかなり悪化していて、もとの状態に戻るのが難しいことが少なくありません。

肝臓の病気は症状がみられにくいために放置されてしまうことがしばしばあります。たとえば頭痛やお腹の痛みなどの場合には、その症状の辛さ、大変さから、医療機関を受診することになるケースは多いものです。しかし、肝臓病ではこのような症状がみられにくいために……

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